麻生萌樹 全国障害者スポーツ大会出場で「金」メダル獲得

麻生萌樹

2025全国障害者スポーツ大会「わたSHIGA輝く 全障スポ」の堺市代表選手に選ばれ、出場しておりました弊社社員の麻生萌樹が、フライングディスク部門の「ディスタンス競技」にて4大会連続での金メダルを獲得されました。

種目:ディスタンス メンズ・スタンディング
記録:50ⅿ79㎝ 順位:1位

麻生さんは、
2022いちご一会とちぎ大会:「ディスタンス競技」で金メダル。
2023燃ゆる感動かごしま大会:「ディスタンス競技」で金メダル・「アキュラシー競技」で銅メダル。
2024 SAGA2024全障スポ大会:「ディスタンス競技」で金メダル、「アキュラシー競技」で金メダル、
を獲得。

■麻生萌樹の出場スポーツの内容
フライングディスク:直径23.5cm、重量100±5gのプラスチック製のディスクを投げて競う競技で円形ゴールをねらう「アキュラシー」と、飛んだ距離を競う「ディスタンス」があります。

【大会サイト】
わたSHIGA輝く 国スポ・全障スポ2025
HP:https://shiga-sports2025.jp/shospo

■全国障害者スポーツ大会の歩み
全国障害者スポーツ大会とは、障害のある選手がスポーツの楽しさを体験するとともに、国民の障害に対する理解を深め、障害者の社会参加を推進することを目的とした障害者スポーツの全国的な祭典です。
大会は、1965年から身体障害のある方を対象に行われてきた「全国身体障害者スポーツ大会」と、1992年から知的障害のある方を対象に行われてきた「全国知的障害者スポーツ大会」を統合した大会として、2001年から国民体育大会終了後に、同じ開催地で行われることになりました。

【麻生萌樹さんコメント】
今年の秋に滋賀県で開催された、全国障害者スポーツ大会わたSHIGA輝く滋賀大会に、フライングディスク競技の堺市代表選手として参加し、大会期間は10月25日から、10月27日までの三日間で行われました。
フライングディスク競技には、種目が二つあり、一つは正確性を競うアキュラシー競技で、内容としては、5m、または7mの所に置いてある、輪の中に10枚中何枚通せるかを競います。
もう一つのディスタンス競技は、飛距離を競う競技で、4枚投げ、その中の1枚は練習用で記録を測らず、残りの3枚のフライングディスク中で、一番飛ばした飛距離を計測します。
結果の方で、全国障害者スポーツ大会の順位の決め方は、全ての個人競技では、各組ごとで決め、アキュラシー競技は、6位でメダル無し、ディスタンス競技では1位で金メダルをとることができました。
10月25日に行われたアキュラシー競技では5mの方で参加し、本番で投げる時、過度に緊張することもなく、1枚目から、4枚目くらいまでは順調に輪の中に通し、これなら10枚全て、輪の中に通せると思っていたその直後、次に投げたフライングディスクが、輪の中に通らず、外れてしまい、気持ちにあせりがでて、その後も何枚か外してしまい、輪の中に通した枚数は、6枚でした。
思うような結果ではなかったので、気分が落ち込みましたが、表彰式後に親や、仲間の励ましの言葉があったことで、気持ちが楽になり、明日のディスタンス競技も頑張ろうと思いました。
ディスタンス競技は、朝から雨が降り、風も、少し向い風と、横風で、良い記録を出すには条件が悪く、自分の試合時間は昼の13時くらいで、その時には、雨がやんで、風も、追い風になってくれと、心のなかで願っていました。
自分が投げる時、雨は、望みどおりやみましたが、風は、朝の時と変わらず、少し向い風と、横風で、条件は悪いままの中、良い記録を出せるか、不安な気持ちをもちながら試合に挑みました。最初に投げたフライングディスクは、思うように飛ばす、このままのフォームでは飛ばないと判断し、2枚目からは、少し投げ方を変えて、遠くに飛ばせるか、賭けてみようと決心しました。結果、それが功を奏し、風の条件が悪い中で、観客席から、驚きの歓声が聞こえるほど、フライングディスクが飛び、飛距離は50mでした。
今大会では、自分はフライングディスク競技のことで自信がなくなっていて、悩んでいた状態で試合に挑み、結果、金メダルを一つ取れてうれしい気持もありましたが、心に悩みがなければ、アキュラシー競技でもメダルを取れたのと、ディスタンス競技で、さらに良い記録を出すことができたかもしれないと思い、これからの課題は自分に自信を持つことを強く感じました。
今大会も金メダルを取ることができたのは、家族や、仲間の応援や、会社のサポートがあったからこそだと思います。
これからは、自分に自信を持てるように頑張っていきます。応援ありがとうございました。

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